講師紹介・実績

坂本 麻紀(さかもと まき) シュプラノート 代表

略歴

大学時代にチアリーダー部に入部し、ダンスを開始。2004年からの約10年間、舞台役者・ダンサーとして東京都内を中心に表現現場で活動。全国公演や客演等で殺陣やダンスを習得するとともに、舞台芸術の世界で徹底的に「対人コミュニケーション力」と「台本読解(言葉の深層心理の読み解き)力」を磨き上げる。

その後、ビジネスの世界へ転身。厚生労働省の適性検査において「言語能力」および「書記的知覚(微細な違いを判別する力)」において極めて高いスコアを獲得。この高い言語認知能力と舞台芸術での身体表現・情緒を融合させ、「認知言語学×自己呈示」をベースとした独自のコミュニケーション分析・表現アプローチを確立する。

現在は、自らの言葉とプレゼンス(存在感)で相手の認知に働きかけ、信頼関係を主体的に構築する「自己呈示コミュニケーション」の専門家として、ビジネスパーソンや起業家、企業・自治体向けの研修・ワークショップを幅広く展開している。

「シュプラノート」という名前について

「シュプラノート」は、哲学者ウィトゲンシュタインが提唱した言語ゲーム論の概念「シュプラッハシュピール(Sprachspiel)」と、「Note(記録・気づき)」を組み合わせた造語である。

言語ゲーム論は、言葉の意味が、辞書的な定義だけでなく、それが使われる状況や文脈、その場でのやり取りのなかで立ち上がってくるという考え方を示している。同じ言葉であっても、誰が、どのような場面で、どのような意図で発したかによって、その意味や受け取られ方は変わる——この視点は、シュプラノートが一貫して扱っている「認知と言語のズレ」というテーマの理論的な土台となっている。

シュプラノートを始めたきっかけ

「専門知識がある」と「わかりやすく伝えられる」は別物だと気づいた経験

きっかけとなったのは、ある講座を受講したときの出来事である。関心のあるテーマだったにもかかわらず、内容がまったく理解できないまま終わってしまった。自らの意思で参加した学びの場で、理解も納得もできずに終わるという経験は、それまでになかった。

このとき、「なぜわからなかったのか、自分が講師だったら何を変えていただろうか」と振り返ったことが、大きな転機となった。そこで得た気づきは、専門知識を持っていることと、それを相手にわかりやすく伝えられることは、まったく別の能力だということである。優れた専門家が、必ずしも優れた指導者であるとは限らない。

専門家と、学びたい人をつなぐ架け橋でありたい

この気づきは、坂本自身が長年、腸セラピスト養成スクールの運営を通じて指導する側に立ってきた経験とも重なるものだった。豊富な知識や技術を持ちながら、それを受講者に届けきれずにいる専門家は少なくない。一方で、学びたいという意欲を持ちながら、十分にそれを満たせずにいる受講者も存在する。

この双方の間に立ち、専門知識を持つ人と、それを学びたい人との橋渡しをすることができるのではないか——この問題意識が、「認知言語学×自己呈示」を軸としたコミュニケーション研修「シュプラノート」の出発点となっている。伝えた側の意図と、受け取った側の理解が一致するとは限らないという視点は、坂本自身のこの原体験に根ざしている。

保有資格・専門適性

  • 厚生労働省 適性検査「言語能力」「書記的知覚:微細な違いを判別する力」極めて高いスコアを保持
  • 全日本SEO協会 認定資格保有

講演・登壇・ワークショップ実績

ええじゃない課Biz出演、KEC教育グループEdu-Meets、東大阪市主催女性起業家支援セミナー、大阪産業創造館にて、北大阪商工会議所主催 女性起業家支援セミナー、ミセス関西コレクション ビューティーキャンプなど、「認知言語学×自己呈示」に基づく対人コミュニケーション、セルフプロデュース、自己表現などをテーマに、大手企業、教育機関、自治体、福祉分野などで多数の登壇・ワークショップ実績がある。

主な登壇実績

  • 関西電力株式会社 主催「第二の人生学校」:健康・ライフスタイル・セルフケア分野 9講座担当(心身のセルフコンディショニング、睡眠、メンタルケア等、言葉と身体のつながりをベースにしたセルフマネジメント指導)
  • ミセス関西コレクション2023:ビューティーキャンプ講師(自己表現、健康管理などを指導)
  • 大阪産業創造館にて:表現コミュニケーション体験ワークショップ 講師(体験型ワークを通じた対人関係構築・自己呈示スキルの向上)2024年、2025年開催、2026年11月開催予定
  • 株式会社LITALICO 主催 対人コミュニケーションワークショップ 講師(2025年、2026年開催)
  • 北大阪商工会議所 主催 各種ビジネスセミナー・登壇(2024年、2025年、2026年10月予定)
  • KEC教育グループ Edu-Meets 主催「ココロとカラダのWAKUWAKU学びFESTA」:親子の健康管理 講師登壇
  • 東大阪市・株式会社スタイルラボ 主催「私の夢で起業する!勉強会&アイディア発表会」:先輩起業家としてゲスト登壇(キャリア構築、ビジネスにおける言語化・コミュニケーションの重要性についての講演)

※その他、企業研修、経営者向けマンツーマンセッション、コミュニケーショントレーニング等、規模や目的に合わせた柔軟なプログラム構成での実績が多数ある。

受講者・クライアントの声

経営者向けマンツーマンセッション

経営者として、人前で話すことや人とのコミュニケーションに向き合いたいという方に、マンツーマンでのセッションを行っています。実際の受講者からは、言葉の選び方や表現、話の構成、相手への質問の仕方などについて、次のような声をいただいています。

坂本さんが、話し方について分析され、「言語・表現・構成」にフォーカスを絞り、質問力を上げる会話力作りは、感心するとともに、とてもためになるものでした。

話の内容をシンプルに、伝わることを念頭に置いて話すかどうかで、印象や情報の提供量が変わってくると感じます。

自分の意思で、これまでとは異なる商品開発の道を目指すことになり、これまで避けてきた他人とのコミュニケーションと向き合う日々が始まりました。ストレスや、言いたいことが伝わらない自分にもどかしさを感じていました。

坂本さんと出会って、少しずつ状況が変わり始めました。今はさまざまな会場に参加し、少しずつ顔を覚えてもらうようになり、初対面の人に抱いていた「圧倒的な負け感」は消滅しました。人との出会いを楽しめる自分が顔を出し始めていることを自覚しています。

坂本さんの仰る「アナウンサー言葉」ではなく、僕は自分の想いを伝える会話ができ、ストレスなく向き合える自分を目標にしたいと思います。

また、会話術の壁にぶつかった時は、ご指導よろしくお願いいたします。

製造業・経営者/マンツーマンセッション 4回受講

※個人が特定されない形で掲載しています。

著書のご紹介

『「やばい」は思考停止か、それとも才能か〜日本語の曖昧さを武器にする。言葉と感情のデザイン』

日本語の情緒とロジック、その絶妙なバランスを提示した一冊。私たちが日常で何気なく使っている「やばい」という言葉の認知から、思考と感情のメカニズムを解き明かします。シュプラノートが提供するすべてのプログラムの思想的ベースとなっています。

『ステージで輝くための鍵 ~表現力を鍛える最短ルート~』

想いはあるのに言葉にできない、一方的な発信ではなく相手に伝わる対話をしたいと願うすべての人のための「話し方メソッド」。綺麗に話す技術ではなく、自分で構成を組み立て、相手を想像し、問いを立てる「話す頭」を鍛える一冊です。誰もが人生という舞台の主役(パフォーマー)として輝くためのロードマップを提示しています。