「ちゃんと伝えたはずなのに、伝わっていない」
「普通は分かると思っていた」
「何度説明しても、思ったように動いてもらえない」
職場では、こうしたコミュニケーションのすれ違いが起こります。 その原因は、話し方や聞き方だけにあるのでしょうか。
例えば、「今日中にお願いします」と言われたとき、定時までを意味するのか、日付が変わるまでを意味するのか。言葉の意味を理解していても、具体的な受け取り方は人によって異なることがあります。
職場のコミュニケーションでは、言葉を伝えるだけでなく、互いの認識や前提をすり合わせることも重要です。
シュプラノートでは、言葉・認知・文脈の視点から、なぜ伝えた側の意図と受け取った側の解釈がずれるのか、その仕組みを考えます。
職場のすれ違いは、どこで生まれるのか

「今日中にお願いします」の意味がずれる
上司は「今日の定時までに終えてほしい」と思っている。
一方、部下は「今日中なら、退勤前までに終わればよい」と受け取っている。
どちらも「今日中」という言葉を聞いています。それでも、頭の中に思い描いている期限は同じとは限りません。
言葉を伝えたことと、相手と認識を共有できたことは、同じではないのです。

「普通は分かる」が通じない
「普通はこうするよね」という言葉には、話し手が当然だと思っている前提が含まれています。
しかし、その前提は、相手にも共有されているでしょうか。
部署や職種、経験、これまで働いてきた環境が違えば、「当たり前」も変わります。自分にとっての常識が、相手にとっても常識とは限りません。

「伝えたのに動いてくれない」と感じる
指示を出した側は、必要なことを伝えたつもりでも、受け取った側は、優先順位や求められる水準を理解できていないかもしれません。
そのとき、すぐに「相手の理解力が足りない」「主体性がない」と判断すると、認識のずれが生まれた理由を見落とす可能性があります。
相手の能力や意欲の問題と考える前に、言葉や状況がどのように受け取られたのかを検討することも必要です。
職場のコミュニケーションを、いくつかの角度から考える
シュプラノートでは、職場で起こるさまざまな問題を、言葉や人の認知、関係性などの視点から考えます。
伝達・認識のズレ
「言った・言わない」が起こるのはなぜか。伝えた側の意図と、受け取った側の解釈は、どこで食い違うのでしょう。指示や報告、依頼など、日々の業務にある場面を題材に考えます。
アンコンシャス・バイアス
なぜ私たちは、相手を「こういう人だ」と判断するのでしょう。自分では気づきにくい思い込みや、無意識の判断が、相手への評価や仕事上の意思決定にどう影響するのかを考えます。
チームビルディング
同じ目標を持つチームなのに、なぜか話がかみ合わない。チームの一体感を、単に仲良くなることとして捉えるのではなく、それぞれの認識や前提、役割の違いに目を向けて考えます。
世代・立場による受取り方の違い
上司と部下、先輩と後輩、異なる職種や世代では、同じ言葉でも意味や重みが変わることがあります。立場によって何が見え、何が見えにくくなるのか。相手との関係も含めて考えます。
会議・対話
「もっと意見を出してください」と呼びかけるだけで、発言しやすくなるとは限りません。場の雰囲気や人間関係、発言がどう受け取られるかという予測にも目を向けます。
シュプラノートが大切にしている視点
コミュニケーションの課題に対しては、話し方や聞き方の技術を学ぶことも大切です。
ただ、技術を知るだけでは、なぜすれ違いが起きるのか、なぜその言葉が相手に響かなかったのかが見えてこないこともあります。
シュプラノートでは、例えば次のような問いから考えます。
- なぜ、自分が伝えた意味と相手が受け取った意味が違うのか。
- なぜ、自分にとっての「普通」が相手には通じないのか。
- なぜ、私たちは限られた言葉や行動から、相手の意図や人柄を判断するのか。
- なぜ、同じ説明を聞いても、人によって理解や判断が異なるのか。
誰か一人の伝え方や理解力だけに原因を求めるのではなく、言葉、認知、関係、立場、文脈を手がかりに、すれ違いが生まれる仕組みを考えます。
目的やテーマに合わせて、形式をご提案します
セミナー・講演
言葉や認知、職場で起こるすれ違いについて、身近な事例を手がかりに「なぜ?」を考えます。社内研修の導入や、社員全体に向けた学びの機会にもご活用いただけます。
研修
実際の仕事の場面を題材に、背景にある考え方を学び、自分たちのコミュニケーションを振り返ります。新入社員だけでなく、中堅社員や管理職向けのテーマにも対応します。
ワークショップ
言葉を使ったワークや、身体を動かす活動などを通じて、普段は意識しにくい認識の違いやコミュニケーションの特徴に目を向けます。チームビルディングなどにも対応します。


職場のコミュニケーションを、別の角度から考えてみませんか
「言った・言わない」を減らしたい。
アンコンシャス・バイアスについて考える機会をつくりたい。
チーム内の認識のずれを見直したい。
一般的なコミュニケーション研修とは違う切り口を探している。
こうしたご相談に対して、対象者や課題、実施時間、形式などを伺いながら、内容をご提案します。
職場のコミュニケーションを、単なる「伝える技術」の問題として終わらせず、人が言葉をどう解釈し、何を前提に判断しているのか。その仕組みを考える機会をつくります。
セミナー・講演、研修、ワークショップなどのご相談は、お問い合わせページからご連絡ください。
職場のコミュニケーションに関するよくある質問
職場でコミュニケーションのすれ違いが起こるのはなぜですか
同じ言葉を聞いても、経験や立場、前提知識、相手との関係などによって、受け取り方が異なるためです。伝えた側の意図と受け取った側の解釈が一致しているとは限りません。言葉の意味だけでなく、状況や背景も含めて考えることが大切です。
職場のコミュニケーションを改善するには、何が必要ですか
話し方や聞き方の技術を学ぶことに加え、指示の具体性や認識の違い、相手がどのように受け取るかを確認することが重要です。「伝えたかどうか」だけでなく、「互いに同じ認識を持てているか」という視点が役立ちます。
職場のコミュニケーション研修では、どのようなテーマを扱えますか
指示や報告のすれ違い、アンコンシャス・バイアス、チームビルディング、世代や立場による受け取り方の違い、会議での対話などが考えられます。対象者や組織の課題に合わせて、セミナー・講演、研修、ワークショップなどの形式をご提案します。
一般的なコミュニケーション研修と、シュプラノートの研修は何が違いますか
シュプラノートでは、話し方や聞き方の型を学ぶだけでなく、なぜ言葉の意味がずれたり、相手の意図を誤って解釈したりするのかという仕組みにも目を向けます。身近な事例を手がかりに、言葉・認知・文脈の視点から、職場のコミュニケーションを捉え直します。